ロンボク島旅行記
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夕方5時。何も食べないのは体に良くないので、食欲は依然として無いが、とりあえずいつものブルガックに
行ってみた。まず、下痢止めの現地薬「ENTROSTOP」がないか、雑貨店内を探してもらったが、見つからな
い。次に、薬局の意味である「APOTEK」が付近にないかを聞いてみたが、存在しないとのこと。処置なしであ
る。
サンドイッチを注文しようとしたら、ラマダン中なので、食事メニューのオーダーは午後6時半まで待ってくれと
のこと。仕方ないので、スプライトとファンタでいつもの景色を見て楽しんだ。今日もこの時間になると、島中の
観光客たちが集まってきた。とびっきり美人のオランダ人女性ペアも登場する。彼女たちは、島のどこの場所
にいても目立っていた。
隣のブルガックを陣取るカップルの子供が私の傍に来て、猫と遊ぶので、バッグから「不二家ミルキー」を取
り出して手渡した。これが縁となって、隣人と親しくなった。旦那さんはオージー(オーストラリア人)で、その子供
がこの男の子であるのは明白なのだが、問題なのは奥さん。オリエンタル・ムードいっぱいの可愛い奥さんは、
地元の人と現地語で会話しているではないか。旦那さんとか、私とは英語で話すのにである。もう30年近くも昔
の話で恐縮だが、日本で人気のアイドルだったハワイ出身の「アグネス・ラム」を連想させるオリエンタルなお顔
立ちのこの奥さん。美人度といい、可愛さといい、「アグネス・ラム」と全く引けを取らない出立だった。
日が沈んで、一斉にディナー・オーダーの承りが始まる。私は当レストラン最高額の「クラブ・サンドイッチ」を
注文する。値段は忘れてしまったが、本日初めて口にする食事なので、せめても贅沢にいきたかった。
ほとんどのブルガックでは食事が済んでいるのに、私のところには一向に食事を運んでこない。クラブ(蟹)を
仕入れるのに時間がかかっているのかな? 催促したら、オーダーが入っていなかった。
値段の割にはタイしたクラブ・サンドではなかった。下痢を心配しつつ、食後すぐにコテージに戻った。
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