ロンボク島旅行記
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アンに、
「モスクを案内するよ」
と、誘われたが、食後で下痢が心配だったので、近くのホテルのレストランでビールをおごってあげた(ここなら
トイレの心配がないから)。ビーチ・チェアーが並んでいて、そこに寝そべっていろいろと世間話をした。ホントは
ウィスキーの水割りでも飲みたかったのだが、メニューには最低の「ジン・ビーム」でも1杯Rp.35,000の価格表
示。2杯頼んだらそれだけでキラキラに1泊出来る値段である。さすがはホテル。ロスメン(民宿)とは格も桁も
違う。
月は満月。と、思ったら、アンは明日が満月だと言い張る。次の新月(ラマダン開け)までにウォークマンをプ
レゼントすることを約束した。そういえば、行きの成田でタバコ2カートンのおまけにもらった腕時計があった。
それを明朝にプレゼントすることも約束する。
西洋人たちが「バイバーイ」や「Have a good night !」と言って、それぞれの宿に戻っていく。レストランからもラ
スト・オーダーの催促をされる。いつもながら人と飲みに行くとついカンバンまで飲んでしまう。アンが、このレス
トラン名物の「1万ルピア・ピザ」があると言うので、オーダーしたが、品切れだった。仕方なくビンタン・ビールを
もう1本オーダーして帰路についた。
現地薬の「ENTROSTOP」が効いたのだろうか。下痢の兆候は全くない。日一刻と滞在日数は減ってゆくの
に、反して丸くなる一方の月が恨めしかった。
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