ロンボク島旅行記
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「鶏の丸焼き」の意味のアヤム・タリワン。ダラッと垂れた尾頭付きの鶏の開きである。あまりにグロテス
クで、カメラを向ける気にはなれなかった。写真はキラキラのHPからお借りしました。肉はさすがに新鮮そ
のもの。「サンバル」というロンボク独特のソースが激辛で、飲み物無しではいられない。
当然、私は
「誰が殺った?」
を話題として取り上げた。その答えは今日初めて会ったベテランのスタッフ。彼が言うには、アヤム・タリ
ワンに用いる鶏は、若すぎても、大きくなりすぎても駄目ということだった。今日のはベストの大きさらし
い。それにしても、さっきまで親鳥に連れられて、庭を歩き回っていたのに。
「いただきます」
よりも、
「ご冥福を祈る」
の言葉がふさわしいご馳走であった。
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