ロンボク島旅行記

2003年11月10日 さよなら その2
  たったひとつのギターの演奏で、カラオケ大会が始まった。残念ながら、あまり共通の歌が無い。 でも弾き語りを聴くのもまた、いい雰囲気である。特にギターが上手いのがロンゲ。将来の夢はミュー ジシャンなのだろうか。
 この頃になると食料が乏しく感じてきた。私のコテージからありったけのつまみを持ってきて、提供 する。
 「まるでスーパーマーケットみたいな部屋だな」
と、ベテランが言う。ブッダはチョコレートがお気に入りの様子たった。
 スタッフの島の仲間たち(若者たち)が、歌声を聞いて集ってきた。総勢10名ほどのパーティーにな った。みんなギターが弾けて羨ましい。
 最後に、即興で歌詞を作って歌うという、恐ろしいゲームが始まった。日本語の「SAYONARA  SAYONARA」で始まる単純なメロディーの1コーラスの残りの部分を歌い上げるのが課題。字が余っ たり、字足らずだと、容赦なくリプレイさせられる。最初は英語でやらされたが、難しすぎるので、それ ぞれの母国語OKとなった。と、言ってもインドネシア語と日本語だけであるが。途中で失敗すると、最 初の人からやり直し、プレッシャーとの戦いのゲームだった。やっと最後まで続いて、ジ・エンドとなっ た。午前2時、ギリでの最後の夜はこうして終わった。 



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