ロンボク島旅行記

2003年11月11日 TAKAさんとの再会
 ホテル「Lombok Raya」は全133室の本格的なホテル。ベルボーイやレセプショニスト、コンシェルジュといった スタッフの役割が分担されていて、ビジネス客の客層が目立った。サンダル、半ズボン姿で現れた私は少々緊 張気味。こんなホテルに泊まるのは何年ぶりだろう。フロントで、キラキラ・コテージを通じて予約をしてもらった 件を伝えると、ロビーから1人の男の人を呼びだした。
 「Nice to see you !」
と、言って握手を求めてきたのはキラキラ・コテージのオーナー・TAKAさんだった。笑顔がホントに素晴らしい TAKAさん。キラキラでは最初の1日しかご一緒できなかったのに、懐かしさが込み上げてきた。とりあえずは部 屋にチェック・イン。テレビ、エアコン、ホットシャワーは勿論、ミニバーもあった。シンガポールの「81パレス・ホ テル」も含めて、今回の旅行で部屋にミニバーが在ったのはここが最初で最後。早速、スンギギの物売りおじさ んから買ったランブータンを庫内に入れる。それにしても、これだけの設備のホテルをRp.260,000(3400円)で 予約してもらったのだから、TAKAさんには感謝するばかり。お陰で旅行最後の夜にふさわしい贅沢を堪能でき そうである。同時に腹が立ったのが、ギリ・トラワンガンでの「Dive Indonesia Bungalows」での1泊Rp.250,000 (3300円)の宿泊料金。あれは完全にボッタクリだった。相場では1泊Rp.100,000(1300円)が妥当、Rp.150,000 も損をしてしまった。逆に言えば、一泊で逃げ出して正解だった。
 TAKAさんが私のために既にバイクを借りてくれていて、マタラム市内を案内してくれると言う。なんと優しい人 なんだろう。彼はマタラムへは出張で来てるというのに。
 ホテルの駐輪場に停めてあったレンタル・バイクはホンダ製。私はタンデム・シート(後部座席)にまたがって、 まずはTAKAさんの実家に立ち寄った。牛や山羊、鶏が放し飼いされる庭。土間のある家屋は日本の田舎を思 い出させる。
 その後、ロンボク民族センターに行き、民芸品3点ほどを購入した。更に私のワガママで「リンサル寺院」にま で行ってもらった。
 午後からは釣りに連れて行ってくれると言うので、その間私はホテルで昼食タイム。TAKAさんはラマダンなの で、
 「午後2時にまた迎えに来るから」
と言って、去ってしまった。 



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