ロンボク島旅行記
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ギリ3島との玄関口となるバンサルの港にボートは着いた。しかし、バンサル港とは言っても、船着き場など
は無く、相変わらずボートから浅瀬に飛び降りるタイプの下船方式であった。ここでも待ちかまえていたのはチ
ドモたち。聞けば、プラマ社の連絡バスが待機する駐車場まで、ここから1km以上もあるというのだ。仕方なく
Rp.10,000を払って、チドモを利用した。コンクリートの上をテンポよく走るチドモ。パカンパカンと蹄の音が心地
よい。こっちは1人乗りなので、他の西洋人カップルたちを乗せた重たいチドモをごぼう抜きする。
プラマのバスは待機していたが、運転手は朝食中。トラワンガンからの舟の到着を待って、発車するとのこと
である。「ベッカム」と「ヤシの実」とはここでも会ったが、他社のバスに乗り込んでいった。発車まで、物売りた
ちとおしゃべりして過ごす。
海岸線の舗装道路をマタラムに向けてバスは出発した。車内の乗客は、私以外は全員西洋人。ドアが壊れ
て、閉まらないままなので、きついカーブではここから荷物が転げ落ちそうになり、乗客同士が協力して押さえ
た。
スンギギのプラマ社前で停車。ここから新たな乗客が乗り込む。このプラマの隣のレストランで食べたサテが
食中毒の原因だった。今は「ENTROSTOP」の薬が効いて、胃腸は快調そのものである。物売りのおじさんがフ
ルーツの「ラン・ブータン」を売り歩いていたので、1房購入する。
バスはマタラム市内に入り、空港で一部の客を降ろす。マタラム・モール前で私は下車した。残りの乗客たち
は更にレンバル港を目差して南下する。そこからフェリーでバリに向かうのだろう。
キラキラ・コテージを通じて予約した、ホテル「Lombok Raya」は巨大だった。そして、フロント・ロビーには私の
到着を待っていた人が。
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