ランカウイ島旅行記
2004年12月07日 KLIA(クアラルンプール国際空港)
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予定の7時間半のフライトを終え、MH89便のB-777機は現地時間の午後5時にKLIA(Kuala
Lumpur International Airport)に着陸した。道中、全くの退屈はなかった。相変わらず、水割りとワイ
ンのお代わりの連続で、トイレにも3回ほど行ってしまった。これも空いていた機内で、2シートを独占
できたためである。空の旅の良し悪しは、閑散な時季と、不人気な時間帯の航空路線の選択に限り
ます。
さて、クアラルンプールからランカウイまでは同・マレーシア航空の国内線に乗り換えなくてはならな
い。事前の情報では、発着のターミナルが別との事であった。各都市によっては、国際線と国内線の
ターミナルが遠く離れている場合も多い。日本の成田と羽田の例がその典型である。フィリピンのマニ
ラでも、タクシーで両ターミナル・ビルを行き来した覚えがある。
ここKLIAの場合は、両ターミナルがAerotrain(シャトル・トレイン)で結ばれていた。これは早くて便
利だった。今回の乗り継ぎ時間は僅か1時間45分余りである。
「乗り継ぎ」の看板の指示通りに歩行を進めていると、イミグレーション待ちの長蛇の列に当たった。
(えっ! ここで入国審査? 機内持ち込み荷物はランカウイで受け取りなのに?)
列の最後尾に列ぶものの、時間がかかりそうなので、「バーガー・キング」でやり過ごすことにした。
マレーシア通貨の「リンギット(Rm)」を手に入れようと、当たりを探し回ったが、両替所やATMは皆無
だった。
一番安いハンバーガーのセットを注文して、US5ドル紙幣を差し出すと、1ドル紙幣1枚とマレーシア
通貨のコインが数枚お釣りとして返ってきた。
長蛇の列も治まったところで、自分も列の最後尾に加わった。結構、入国審査は厳しくて、入国カー
ドの記入漏れで、多くの人たちが「やり直し(書き直し)」を命じられていた。これを命じられると、列の
最後尾に列び直しとなる。「たかが入国審査」と、侮ってはいけない。
晴れて入国し、ランカウイ行きの搭乗ゲートへ向かう。B737-400の機体が早くも我々乗客の搭乗を
歓迎していた。
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