ランカウイ島旅行記

2004年12月07日 憧れのランカウイ航路
 クアラルンプールからランカウイまでの飛行時間は55分。高度1万メートルに達した途端に、降下する忙し いフライトである。一日5便あるマレーシア航空の同スケジュールのうち、MH1452便はちょうど真ん中の便で ある。
 意外にも混んでいた。と言うよりは満席である。今回の旅行では、事前の宿の予約は一切取っていない。 少々不安がよぎってしまった。
 (日本では旅行シーズンを外したのであるが・・・)
 B737の窓際の座席配列は3人掛けであった。先に、窓際席に座っていると、ドカドカと通路が賑やかにな ってきた。
 「アッ、ここ、ここ。こことチャウ?」
 日本からのツアー客と一緒の席になってしまった。
 午後7時とは言え、窓越しに写る景色を眺めるには充分な明るさである。ランカウイ島はマレーシアの西 の果てである。日はなかなか沈まない。
 いよいよ着陸態勢に入る。高度はかなり低くなった。海に落ちそうになるくらいのところで、やっと陸が見え た。そのまま、陸のギリギリの線で着陸となった。チョット冷やっとしたが、夕陽に染まるビーチはなかなか綺 麗なもの。海もエメラルド色に輝いていた。



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