ランカウイ島旅行記
2004年12月07日 ザ・ラナイ・ランカウイ・ビーチ・リゾート・ホテル
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まず、デポジットとして、空港カウンターで支払った残金のRm.640(19200円)を支払うことになった。
「カードでいいですか?」
と私が訪ねると、相手のベールを被った女性係は
「(カード払いは)ベリー・ハイ」
と、言った。カードにすると割高なら、現金の方がいいと思い、現金をかき集めいると相手はこう言ってきた。
「カードでも支払いはできますが・・・」
「でも、カードだと高いんでしょ」
と、私。
「はい、カードだとベリー・ハイです」
と、相手。
結局、空港でキャッシングしたマレーシア通貨では足りなくて、仕方なくカードを差し出した。すると、相手は
ニッコリしてまたこう言った。
「カードはベリー・ハイ」
(もういいよ)
と、うんざりしかけた途端に、ふとあることに気がついた。相手の発音は、「Cards is very high」ではなく、
「very fine」だったのだ。「”f”の発音は下唇を噛まなきゃ」と、我々日本人がよくしでかす過ちを、身をもって
体験してしまった。
「セカンド・フロアー(2階)です」
と、言いながら部屋のキーを渡された。
(荷物を持って、案内してはくれないのか?)
まあ、その方が余計なチップを支払わずに済むから都合はいい。
ところが、言われるまま2階を探しても、我が部屋番号がない。そこで思い出してしまった。外国では、日本
と階の数え方が違うのだった。日本でいう3階で、我が部屋があった。1室の空き部屋だけに、山側の角部
屋だった。
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