ロンボク島旅行記
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午後のメインの予定はマタラム市内の散策。マタラムはロンボク島の中枢であると共に、西ヌサ・トゥ
ンガラ州の州都でもある。空港はもちろん、行政機関の建物も並び、人の多さにはびっくりさせられ
る。
泊まったホテルのあるスンギギからは、タクシーかベモ(ルポタージュKAIGAI・「格安公共交通機関・
ベモ2003/11/20」を参照)で向かう以外に方法はない。ベモの場合は途中のアンペナンのベモ・ターミ
ナルでマタラム行きに乗り換えなければならない。今日は初体験のベモにトライした。丁度1台の
空車のベモが通りかかり、Rp.10,000(130円)でアンペナンまでチャーター(貸し切り)できるというので
お願いした。何故か、チャーターしたのに、途中2人ばかりに乗られてしまった。その乗客たちは普通
に料金Rp.1,500(20円)をドライバーに払うのだから腑に落ちない。私に払ってくれるのなら、まだ話も
解るのだが。
約20分後、ベモはアンペナンの市場前・ベモターミナルに着いた。写真の通り、ベモやチドモ(馬
車)、そして人々で道はごった返していた。ここから先、マタラムの市街へはベモを乗り換えなくてはな
らないので、乗り換えついでに市場を見学した。
平屋建ての市場内は、それこそ歩く場もないほど所狭しと生活雑貨や食料品が並ぶ。リュックを背
負った私はどこを歩いても邪魔モノ扱い。通路の両側から人が来れば、挟まれて逃げ場がない。すれ
違うスペースなど無いのだから困ったものである。
やっとのことで場外に脱出できた。トーストだけの朝食では早くも腹が減ったので、食堂を探したが皆
無だった。赤道直下の強い日射しが体を容赦なく焼き付ける。ペット・ボトルの水はたちまち空っぽに
なる。
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