ロンボク島旅行記

2003年11月04日 ミー・バッソ
 アンペナンからマタラム行きのベモに乗った。今度はチャーターなんかではなく、正規料金(Rp.1,500)の乗り 合いベモである。始発地だったので、私が定員を満たす最後の客で、すぐに発車した。このベモはドライバーと 客引き役の2人の乗組員体勢だった。客引き役の方が運転手よりも年寄りで、停車する度に辺りを走り回って いた。この助手(客引き役)は私が日本人と知って、昭和天皇の「裕仁(ひろひと)」の御名前を連呼していた。 いい意味なのか、或いは悪い意味なのかは不明であるが。おそらく後者だろう。
 客引きのための停車時間が長く、マタラムの街まで40分以上もかかってしまった。マタラム・モールというショ ッピング・センターの前でベモを降りる。そのショッピング・モールの最上階にはフードコートがあった。迷わず注 文したのが「ミー・バッソ」。インドネシア語で「ミー」は麺のこと。インドネシア風焼きそばの「ミー・ゴレン」は日本 でも有名であるが、辛そうなのでミー・バッソにした。シンガポールで食べたワンタンメンと同じで、麺とスープは 別。トッピングはつみれボール3つと鶏そぼろ、そしてワンタン。揚げワンタンも1枚載っていた。麺は生タイプで はなく、インスタント麺だった。飲み物に「ソーダ」を注文したら、わけ解らないピンク色の甘いモノが出てきた。ミ ー・バッソはサッパリ、アッサリ日本人好みの味で、美味しかったが量が少なかった。追加で「ナシ・ゴレン(チャ ーハン)」を注文する。目玉焼きがトッピングされたものをお隣さんが食べていたので、私もそれを予想していた のだが、残念ながら目玉焼きはトッピングされていなかった。「ナシ・ゴレン」のオーダーだけでは目玉焼きは付 いてこないのだろうか。何て注文すればいいのだろう? 



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