ロンボク島旅行記

2003年11月04日 キャッシング行脚
 ギリの離島へ渡ったら最期、銀行のキャッシュ・コーナーの存在は有り得ない。両替所のレートもかな り悪いことが予想される。現金を調達するのはここでしかない。ということで、両替屋で1万円を両替し た。ところが、紙幣は10万ルピア札が7枚と、高額紙幣が多く来てしまった。この紙幣は1枚でも1300円 ほどの価値なのだが、使い勝手は非常に悪い。ホテルやデパート以外ではお釣りがないからと断られ ることも多い。
 どうしても小額紙幣での現金が欲しかったので、今度はキャッシュ・コーナーに行く。すると今度は2万 ルピア札で出てきてしまった。場所を変えたが、今度は5万ルピア札。結局サイフが折りたためなくなっ てしまった。後日談だが、この紙幣でも使い勝手は悪かった。ベモやチドモに乗ったり、ジュースを1本 買うには更に少額の1000ルピア札か5000ルピア札が一番使いやすかった。
 去年行ったベトナム同様、インドネシアもインフレの繰り返しで、ルピアは暴落。やたらに数字の0が 多く付くお札の登場となったのである。とっさの円換算では0を2つ取り、1.5倍すれば、ほぼ日本円換算 とイコールになるが、慣れるまでには1週間ほどかかってしまった。全く使わなかった硬貨は貯まりに溜 まって、お茶碗1杯分ほど日本に持ち帰る羽目になった。



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