ロンボク島旅行記

2003年11月07日 Kafe Lumba Lumba


 コンチキ・コテージはビーチに面していた。白砂がどこまでも続き(写真・上)、「地球の歩き方」によ れば、お隣のホテル「Gazebo Meno」の前のビーチと並んで、絶好のシュノーケリング・ポイントになっ ている。ところが、ビーチで泳いだり、日光浴する観光客は皆無だった。
 ビーチ沿いを時計回りに、島をジャランジャラン(散歩)した。観光客はおろか、島の人ひとりにも会 わない(写真・中)。ギリ・メノ島の人口が約100人というのも肯ける。
 こうして散歩しているのには、ある目的地があった。夕日の見えるレストラン「Kafe Lumba Lumba」 の下見である。景色が良ければ、滞在予定の2晩を連続で通う価値があるかもしれない。コンチキ・ コテージから約1Km、やっと看板が見えた。
  目が点になってしまった。ここも倒産していたのだ。ブルガック(高床式)のテーブルがそのまま放 置されている。テーブルや椅子に埃はかぶっていない。倒産したのは最近なのだろうか。誰も居ない レストランで、リュックからミネラル・ウォーターを出して、自分が自分に奉仕する(写真・下)。聞こえる のは波の音だけ。時間がピタリと止まった。 



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