ロンボク島旅行記

2003年11月07日 スパゲティ・カルナボーラ?カルボナーラ?
 コーラ1本で1時間も長居をしてしまった。時間が止まっているから、海を見ているだけで、1時間でも、2時間 でも潰す時間に大差はない。しかも、ブルガックにはフカフカの座布団と枕が備わっているから、これではお店 の方から「長居して下さい」と、言っているようなもの。
 さすがにコーラ1本で粘るのは気が退けて、メニューを頂戴した。正直言って、インドネシア料理には飽きてし まっていたので、他に何かないかなと、思案する間もなく、載っていたスパゲティをオーダーした。
 「スパゲティ・カルナボーラを下さい」
 「時間がかかりますが」
と、念を押されたが、
 「No, ploblem. I have a lot of time」
と、カッコつけて答えた。アレ、「カルナボーラ」だっけ、「カルボナーラ」。どっちだっけ。アフリカのサッカーが盛 んな国は「カメルーン」それとも「カルメーン」。
 結局、ホワイト・ソースのスパゲティが運ばれてきた。まあ、通じれば事は済むものだ、何事も。時間をかけた だけあって、パスタは茹でたて、心地よい芯が残っている。ソースは缶詰だったが、日本でもお馴染みの味だっ た。旨いモノを喰った満足感がしばらくは脳裏から離れなかった。



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