ロンボク島旅行記

2003年11月09日 「ベッカム」と「ヤシの実」、再び登場
 ギリ・トラワンガンからの船が着いた。メノに滞在する者はここで降りる。ひとりの西洋人が水上への着地に失 敗し、水しぶきと共に浅瀬のビーチに消えた。これを見ていたギャラリーたちの歓声が沸く。これに気をよくした 転落者は、そのまま沖まで泳ぎだした。さすが西洋人。日本人の自分にはこんなリアクションはとれまい。
 下船が済んで、今度は我々の乗船。
 (アレっ、「ベッカム」と「ヤシの実」のカップルが居るではないか!)
11/7の「きれいな海・メノ」に登場した西洋人カップルである。そういえば、彼らとは一緒の船でトラワンガンから 渡ってきたのであるが、一度もメノの島では遭遇しなかった。
 沖は今日もシケ。小舟は大きく揺れる。私の座る側は波しぶきをかぶるので、隣にいた地元の女の人が後部 の向かい席に移動した。残された荷物が崩れ落ちそうになる。「ベッカム」と私とで、その荷を押さえる。それを 見つめる「ヤシの実」。今日もビキニ姿での乗船だった。彼女の持つ2つの椰子は、以前にも増して巨大に見え た。
 ギリ・アイルの船着き場は一直線のビーチではなく、入り江になっている。この島でも事前にコテージの予約 はしておらず、とりあえずは「キラキラ・コテージ」という日本人の奥さんが経営するコテージを目差すことにして いた。今回のロンボク旅行の計画段階で、いろいろとお世話になったHP(ホーム・ページ)の制作者でもある。 ここでなら、下痢の処置のアドバイスを聞けるかもしれない。 



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