ロンボク島旅行記

2003年11月12日 メル寺院
 午前11時にホテルをチェック・アウトする。飛行機は夕方6時の便なので、荷物をロビーに預けて、残り少なく なったロンボクの滞在を満喫するために、市内散歩とショッピングを兼ねて街へ繰り出す。ギリでの日焼けのた めに、もはやインドネシア人になりきってしまった私。ホテルから外出すると、現地語で声を掛けられる機会が めっきりと増えた。乗り慣れてしまったベモを捕まえて、最初の見学地であるメル寺院へと向かった。
 メル寺院はロンボク島のヒンドゥー教の総本山。門をくぐって敷地に入ると、坊さんらしき2人の老若の男たち が現れた。老人はご住職で、若い方はガイドだった。まず、寄進を求められ、Rp.5,000ほどを寄付する。記帳を しようとしたら、今日の訪問者欄に日本人名があった。名前から察して男、住所はTokyoと記していた。ここでも 邦人とすれ違いになった。
 布製の帯を腰に巻かされ、ガイドの説明を聞きながら境内を歩く。早口で癖のあるガイドの英語なので、なか なか聞き取りづらい。ガイドの説明は20分間くらいであっただろうか。特に感心するような説明はなかった。た だ、私が帰る段になってチップを要求された。先ほどの寄進とは違って、彼はこれで生計を立てていると言うの で、奮発してRp.20,000(260円)をカンパしてあげた。熱心に私をガイドしてくれた感謝の気持ちも込めてであ る。 



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