ロンボク島旅行記

2003年11月12日 Hadad Alwi
 他にマタラムの街に名所・旧所は無く、歩いてマタラム・モールに帰ってきた。一階のスーパー・マーケットで 「トラジャ・コーヒー」や「ミー・ゴレン」などのお土産を大量に買い込む。このスーパーに来る度にいつも流れて いる、店内のBGMの唄がいつしか耳から離れなくなってしまった。
 2階の喫茶店で一休みする。ウェイトレスが現地語でオーダーを取りに来たが、無視して、
 「Milkshake, please」
と、反応した。
すると、相手は平謝り。もう、こんな状況には慣れてしまっているので、謝られついでに、こちらから質問した。
 「下のスーパーでいつも流れている唄は、誰の唄? 大人1人と大勢の子供たちが歌っている唄なんだけど」
奥で従業員一同がこの問題の解決に取り組んだ。協議の結果で出された答えをメモ帳に書いてもらった。『  Hadad Alwi 』と記されていた。
 これがきっかけでウェイトレスと仲良くなってしまった。彼女にとっては日本人が非常に珍しく、たまに逢って も、会話が出来た例はこれまでになかったと言う。実際に日本人と会話をしたのはこの私が初めてで、何か漢 字で書かれた物が記念に欲しいというので、吉野家の「牛丼無料引換券」をあげた。
 昨夜ホテルで食べ損なったスパゲティ・ナポリターナを思い出した。
 「この店にあるか?」
と、聞いたら、以外にもメニューに存在していた。茹でるところから始めるので、20分待ちとのことだったが、ス パゲティ大好きなので、ここでランチと決めた。



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