ロンボク島旅行記

2003年11月12日 ガッチリ買いましょう
  両替やキャッシングで得たインドネシア・ルピーの紙幣がRp.1,000,000(13,000円)以上も手元に残っている。 下痢続きや安い物価の為に、思った以上に食費がかからなかったので、余ってしまったのである。今後いつ、 インドネシアに再入国するかもわからないので、全部使い尽くすことにした。午後4時に空港に向かう予定なの で、制限時間は2時間。
 スパゲティを食べた後、早速「Hadad Alwi」と書いて貰ったメモを持って、1階のスーパーに走った。棚の整理 をしていた女の子の店員をつかまえて、
 「今、BGMで流れている歌は、この(メモに書かれている)歌手のものだね?」
と、念を押すように聞いた。
 「ハイ、その通りです」
と、店員。
 次は買い物である。
 「これと、これと、これのタバコを1カートンずつ下さい」
 「カートンって何?」
 「箱ごと(10パック)です」
 「バラ売りが基本なので、倉庫から持って来ないと・・・」
 「持って来て下さい」
1カートンのタバコでも400円だから、金を使い果たす作業ははかどらない。
 次はレコード店。ショッピング・モール内に2軒あるレコード店にて、
 「このメモに書かれている歌手の全てのCD・テープを持って来てくれ」。
店員が総勢で走り回った。それぞれの店で3本ほど「Hadad Alwi」のテープを購入できた。1本が約200円程度 なので、まだまだ予算は余っている。
 「今、店内で流れているCDも貰おうか」
そのCDは「Dolphin trance」というタイトルの、日本でもお馴染みのもの。2枚組のCDアルバムでRp.75,000(1, 000円)だった。
 次に向かったのが書店。午前中に英字新聞を買いに訪れた時に、
 「新聞は午後に入荷予定」
と言われていたので、再度の訪問となった。新聞は買えたが、僅か50円ばかりの消費である。
 「英語の本は、何か、ないかね?」
と尋ねたら、ロンボク島の観光案内雑誌が在るという。今更欲しくはないが、空港で暇つぶしになると思って購 入した。
 走り回ったので、猛烈にのどが渇いた。ケンタッキーで一服。フライド・チキンのセットにはライスボール(おに ぎり。紙に巻いてある)が付いているので、2人前を注文し、1人前はテイク・アウトを指示したが、英語が通じ ず、全て箱に詰められた。余談だが、この国のケンタッキーのフライドチキンはただの鶏の唐揚げだった。 



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